元カレや好きな人をネトストする心理とは?を具体例と共に解説

ネトスト心理 恋愛
春香(はるか)
春香(はるか)

なんか元気ないね?どうかしたの?

小夏(こなつ)
小夏(こなつ)

この間元カレのSNS見てたら女の子と写ってる写真ばっかりあげてて何かモヤモヤするんですよね~。

春香(はるか)
春香(はるか)

元カレとSNS繋がってるんだ!それはちょっと複雑だね。

小夏(こなつ)
小夏(こなつ)

いや、繋がってはないですよー!鍵アカじゃないんで私が勝手に見てるだけです(笑)

秋恵(あきえ)
秋恵(あきえ)

それネトストじゃん!(笑)

小夏(こなつ)
小夏(こなつ)

えーだってなんかイチイチ気になっちゃうんですもん!

あらゆる情報をなんでもスマホ1つで検索することが出来てしまうインターネット社会。便利な反面、その使い方を問題視する行為も増えています。

匿名性が高いことから特定の相手に悪意を向け誹謗中傷を繰り返したり、SNSの情報から個人情報を特定し悪用するなど、犯罪にも繋がりかねない危険な行為です。

そんな犯罪行為はしないけど、特定の人物に対して興味がありその好奇心から相手を調べ上げたいという心理が働いた経験が一度はあるのではないでしょうか?このような行為は「ネトスト」と呼ばれています。

今回はこのネトストについて紹介していきます。

ネトストとは?

ネトストとは・・・「ネットストーキング」の略称でインターネットを利用し特定の相手をストーカーする行為のこと

主に、SNS(Twitter・Instagram・Facebookなど)を利用し特定の人物の個人情報や交友関係をチェックしたり、アップされた写真から場所を特定し位置情報を追跡するなどの行為が代表的です。

20~30代女性の中で、3人に1人はネトスト経験者(ネトストをしたことがある)とも言われるくらい、現代社会ではいまや当たり前かのような行為とされています。

しかし、中にはエスカレートし、ネットストーキングだけでは収まらずリアルストーキングへと発展してしまうケースもある為注意が必要です。実際に、ネトスト被害も多くあり現代社会では大きな問題でもあると言えます。

ネトストは、元カレや好きな人を相手に行う場合以外にも異性同性に限らず嫌いな相手に対して行う場合や、中には恋人や配偶者の浮気相手疑惑のある相手を特定し行う場合もあります。

今回は、元カレや好きな人に対して行うネトストに対象を絞り解説します。

好きな人や元カレにするネトストの具体例

先ほどネトスト行為は、主にSNSを利用して行うと述べましたが、ネトストをするにはまずは対象相手のアカウントを特定していなければなりません。

具体的な特定方法
■名前で検索する
■メールアドレスの「~@」以前のユーザーID部分で検索する
■共通の友人がいればその友人のフォロワーリストから探し出す
■電話番号やメールアドレスを知っていれば「あなたへのおすすめ」や「知り合いかも?」に出てくる可能性もあり、そこから探し出す

相手のSNSが見れる状況なのか見れない状況なのかにもよって、その行為の内容は変わってきます。

元カレや好きな人のSNSが見れる状況のとき

対象相手のアカウントをフォローをしていて問題なく投稿が見れる場合や、フォローをしていなくても対象相手が公開アカウントの場合です。

数年前の記事まで遡り隅々までチェックする

最新の投稿のみならず昔の投稿まで漏れなくチェックをします。

  • どんな経験をしてきたのか? →地元や学校、職場などの特定に繋がる
  • どんな友人とどんな過ごし方をしてきたのか? →交友関係が分かる
  • どんな場所へ出かけるのか? →行動圏内の考察が可能
  • どんなものが好きなのか? →趣味嗜好が分かる

対象相手の細かな情報を収集することが出来ます。

アップされた写真から生活環境を推測する

写真には文章と同じくらい情報が詰まっています。

映り込んでいる建物や目印となる看板などがあれば、撮影された場所を簡単に特定することが可能です。イベント場所などで撮影されたような写真ならばイベント情報を検索し、どんなイベントに参加していたのか判断がつきます。

デートのような写真や、明らかに男女2人で行くようなレストランの写真がアップされていれば、彼女や親しい女性がいるのかまで考察することが出来るでしょう。

位置情報から場所をチェックする

前項の撮影された場所を特定することよりも遥かに簡単なチェック方法が位置情報を投稿にあげていた時。

マップ情報から簡単に場所を特定することが出来るので、好きな人や元カレの行動圏内を把握することが出来ます。

併せて、投稿内容に「近所の〇〇に行ってきた」「会社の人たちと〇〇でご飯」などの文章と一緒に投稿していれば、住んでいる地域や勤務地をある程度推測することが可能になります。

投稿コメントまでチェックする

投稿記事のコメントもネトストにとっては優位的情報です。

コメントを残す人は対象相手にとって比較的仲の良い友人であることが多く、その投稿に対しても関連する人物である場合もあるでしょう。

対象相手の交友関係を把握することができ、投稿内容の補佐情報をコメントしていた場合には、その投稿の意図や情景が浮かびやすくもなります。

コメントへのリプライまできっちりチェックすると対象相手の人柄やコメントをしてきた友人との関係性も分かりやすくなります。

フォロー・フォロワーリストをチェックする

フォロー・フォロワーリストをチェックすることも、対象相手の交友関係を把握するのに有効的です。

また、フォローリストでは芸能人や情報系のアカウントをフォローしているかチェックすることも大切です。

どんな芸能人が好みなのかタイプを知ることが出来たり、料理アカウントや投資アカウントなどをフォローしていた場合、趣味や興味のあることを把握する手段として利用できます

仲の良い友人のアカウントから情報を収集する

対象相手と仲の良い友人を探し出し、その友人のアカウントをチェックします。

公開アカウントで更新するタイプの友人であれば、対象相手と一緒に撮った写真などがアップされている可能性があります。

その写真や投稿から場所が特定できるのであれば好きな人や元カレの行動圏内を把握することも可能です。

仲の良い友人が誰なのか分からない場合は、投稿コメントなどで交流を持っている相手をチェックしてみるのがオススメです。

元カレや好きな人のSNSが見れない状況のとき

対象相手のアカウントのフォローをしておらず、且つ非公開アカウントの場合、若しくはブロックされている場合です。

サブアカウントを作り、相手にフォロー申請する

本アカウントでフォロー申請が出来れば良いですが、様々な理由からフォロー申請することが困難な場合もあると思います。そんな時にはサブアカウントを作り、フォロー申請を送ってみましょう。

しかし捨てアカウントのような、投稿もなくフォローやフォロワーが0人のサブアカウントから申請しても承認を貰える確率はかなり低いので、やめましょう。承認をしてもらう為にある程度サブアカウントを育てることが大切です。

把握している情報の中から、対象相手が興味のありそうなサブアカウントを作成してみましょう。料理、車、お酒、地域に関連したアカウントなどがオススメです。

また、サブアカウントを作成する時は、メールアドレスや電話番号の登録が必要になりますが、他の人が知らないGmailなどのフリーアドレスを使用して、アカウント作成をすることを推奨します。登録内容から身バレをする可能性もあるのでなるべくリスクを避けるようにしましょう。

元カレや好きな人をフォローしている人物に何気なく見せてもらう

共通の友人などがいて、対象相手のアカウントをフォローしていれば、見せてもらうのも一つの手段です。

出来るだけ自然な会話の流れの中で見せてもらうように、何気ない感をアピールするようにしましょう。

ただ、興味があると周囲に知られてしまったり、本人に伝わってしまう可能性もあります。

相手との状況や関係性にもよりますが、本人から気味悪がられたり周囲からもネトストを噂されてしまうかもしれないので注意が必要です。

SNSではなく、Googleなどの検索エンジンからフルネーム検索する

基本的にSNSを一つでも非公開アカウントにしている場合は、あらゆるアカウントを非公開設定にしている可能性が高いため、SNSのみで辿ることが難しかったりします。

その場合は、SNSでのネトストは諦めGoogleなどの検索エンジンから探りを入れてみます。

フルネームで検索をすると、中学時代に流行ったブログやコミュニティサイトなどが出てくる可能性もあり、出身中学校や交友関係を調べることが出来たり、勤務している会社の社員紹介などで紹介されている場合があり勤務先の特定に繋がるかもしれません。

ネトストをしてしまう時の心理とは?

対象相手の全てを把握したい探求心

元カレや好きな人など、気になる存在が現れるとその人の全てを知らなければ気が済まないという心理が働きます。

最初は軽い興味本位で調べてみた場合でも、相手の情報が思った以上にネット検索で知り得ることが出来たり、SNSの更新があったりすると「もっと知りたい」と探求心が沸いてきます。

そして「相手のことを知っている」という優越感に浸りたくなるのです。

しかし、本人や周りの人にに直接聞くのは気が引けたり、警戒されてしまう恐れもあるため、自分自身の立場を保持するためにこっそり調べようと考えます。

対象相手に対して嫉妬心がある

対象相手に対して特別な感情がある場合、嫉妬心からネトストをしてしまう場合があります。

嫉妬は自然と湧き上がる感情のため、自分自身で制御することは難しいものです。自分の知らないところで相手が楽しそうにしているとモヤモヤした気持ちになったり、憎いと感じたりします。

そういった嫉妬心が掻き立てられ、相手の情報を収集しては嫉妬し、また情報収集を繰り返すようになってしまうのです。

対象相手の好みに寄せるためにチェックしてしまう

女性は気になる相手や好きな人に対して、その人色に染まりやすい傾向があります。

  • 相手の好みや理想に自分自身を寄せたい
  • 相手の好きなものを自分も好きになりたい
  • 相手のことを理解するためにもっと知っておきたい

このような心境から相手の趣味や好みを把握したいと思いネトストに繋がるケースがあります。

「女性芸能人はフォローしているのか?」「どんな公式アカウントを普段見ているのか?」などをフォローリストからチェックし、対象相手の好みや理想に近づこうとするのです。

単なる暇つぶしから日常化してしまう場合も

暇つぶしの一環としてネットサーフィン感覚で、ネトストをすることもあります。

はじめは前項で述べたような心理からSNSのチェックを続けていたけれど、だんだんと相手の情報を得る目的でネトストをする訳ではなく、ネトストすること自体が目的となってしまうのです。

この場合、ネトストすることが自分の中で日常のルーティーン化となっている可能性が高く、興味の対象が他に変わらない限りずっと続けてしまう恐れがあります。

SNSから離れる環境を作ることも大切

ネトストをしていれば、知りたかった情報を得られる喜びもありますが、中には知らない方がよかったという情報まで知り得てしまう可能性もあり、たった一つの投稿で一喜一憂してしまいます。

SNSはいつでもすぐに見ることが出来る便利さこそメリットですが、逆に言えばいつでもすぐにネトストが出来てしまう環境ということです。

ストーカー行為とは本来、される側としては気持ちの良いものではありません。「ネトストだからストーカーだなんて大袈裟だ」と思われるかもしれませんが、度が過ぎてしまうとネット上だけでは満足できなくなり、次第にリアルストーカーへとなってしまう危険性も十分にあります。

SNSを見るとどうしてもネトストがやめられないというのであれば、ほかの趣味の時間などに時間を費やすよう意識し、少しづつでもSNSを見る時間を減らしていくことも大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました